普段、私はスリッパを履きません。
それは、背が高くなってしまうから。
前はかかとの高いサンダルタイプのルームシューズをいつも履いていました。
ところがある日、腰を痛めて気がついたのです。
背が高くなりすぎて、キッチンでの洗い物がつらい…。
流しの高さが合っていなかったのです。
それから、少しでも背を低くしようとスリッパなしでキッチンに立っていました。
でも、やっぱり足元が冷える冬はつらいのです。
ルームシューズだったらスリッパほど背が高くならずに温かいのではない?
と、やっと気がついた今日この頃…。
そして、初めてのルームシューズを作ったのでした。
参考にしたのは
家にいるときはいつもルームシューズをはく。 足元から幸せにつつまれる手作りルームシューズの本
青木 好能 / 主婦と生活社
この中から、基本となるスリッポンタイプのルームシューズを選びました。
縫うところも少なそうだし、とりあえずは作り方をゆっくりと覚えるためにも
今回は全部手縫いにしましたが、布や綿の重なりが多くて大変でした。
次からはミシンでしっかりと縫おうと思います。
アッパー表布は、ソファカバーやスカートも作ったことがある麻を、
裏布は、小鳥柄の木綿のニットジャージーを使いました。
表布には接着芯を、裏布にはキルト綿を貼ってあります。
かかとにはゴムが入っていて、足にフィットします。
左右がある形なので、目印とアクセントに貝ボタンをつけました。
底布には、麻55%木綿45%のキッチンクロスを使いました。
全部丈夫な布地なので、じゃぶじゃぶ洗えます。
毎日履き替えられるように、洗い替えをどんどん作らなくちゃ~。
今度は、ストラップタイプを作ろうと思います。
型紙は、Mが22.5~23.5、Lが23.5~24.5、となっていました。
23.5の私はどちらにしようか迷いましたが、Lサイズにしてみました。
履いてみると、つま先や甲はぴったりですが、かかとが少し余ります。
今度は心持ち小さめに作りましょう。
背が高くなるし試作品でもあるので、今回は省いてしまったのですが、
本当は底に厚いフェルトを重ねて入れるのです。
きちんとフェルトを入れたら、サイズもぴったりになるかもしれませんね。
かっちりと仕上がるフェルト入りも、またチャレンジしてみたいです。